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札幌債務整理相談室HOME > 債務整理とは > 楽天カードの債務整理について
更新日:2024/06/20
クレジットカードは使用すると利息がかかり、その利息を含めた料金を支払いする必要があります。
その金額が膨らめば膨らむほど支払いはどんどんと苦しいものとなっていきます。
最終的に支払いができなければ滞納、解約、そして訴訟ということにもなってしまうのです。
それは楽天カードも同じです。
楽天カードを滞納したり、支払い期限などに間に合わないなんてことになってしまったらどうなるのでしょうか。
また、どうしても支払いできないという時は債務整理せざる得なくなりますが、債務整理は楽天カードでもできるのでしょうか?
今回は、楽天カードの滞納や楽天カードの債務整理について紹介していきます。
目次
楽天カードでもし滞納してしまった場合どうなるのでしょうか。
楽天カードを滞納してしまった場合やどうしても期限に間に合わない場合について紹介していきます。
楽天カードを滞納した場合のリスクを、滞納期間別に見ていきましょう。
滞納期間 | 流れとリスク |
---|---|
翌日 | 毎月27日の引き落としに間に合わなかった場合、翌日からカードに利用制限がかかる(カードが利用停止になる) |
翌日~5日 | 28日から4営業日連続で自動的に指定口座から再引き落としになる |
1週間~ | 引き落としが確認できなければ電話または書面にて督促がされる |
1か月~ | クレジットカードの契約が強制的に解約になる(ブラックリストに掲載される) |
2~3ヶ月 | 滞納している利用額とその日までかかっている利息を一括で請求される |
3ヶ月~ | 裁判所から督促状が届く(訴訟を起こされ強制執行されることもある) |
といった流れになります。
上記のように27日の支払い期限に間に合わなかった場合、翌日からカードが停止になります。
さらに次の日から4営業日は再引き落としが行われます。
もちろん、少し口座の残高が足りなかったなぁという場合や支払いを忘れていたなぁという時は指定の口座に支払いしたり、口座の中にお金を入れておけば特に問題はありません。
もちろん再引き落としにならない金融機関もあります。
下記は再引き落としの対象の金融機関です。
楽天銀行/みずほ銀行/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行/北海道銀行/北陸銀行/横浜銀行/千葉銀行/広島銀行/福岡銀行/熊本銀行/親和銀行/常陽銀行・肥後銀行/八十二銀行/ゆうちょ銀行
※ゆうちょ銀行の場合、再振替がおこなわれるのは1~2回のみ(月によって変動) |
もちろん支払いが遅れてしまうと遅延損害金が発生してしまうので、元々の支払いするお金に遅延損害金がプラスになるので注意しましょう。
支払いができれば楽天側でその支払いの確認を取り次第、すぐに利用再開になります。
もちろん今まで貯めていたポイントに影響はでることはありませんので安心してください。
上記の支払い期限に間に合わなかった場合でさらにその後も支払いしなかった場合は、カード会社から電話や督促状が送られてきて、支払いの催促が始まります。
その時点で支払いが難しいという場合は誠実に電話に応じて、「○○日までには支払いできるのでお待ちいただけますか?」と伝えましょう。
こちらの状況を話することでカード会社も鬼ではありませんので、真摯になり相談に乗ってくれます。
一番だめなのが催促の電話を無視するということです。
悪質な対応と見られて状況がどんどんと悪化していくので注意しましょう。
もちろん再振込期限も過ぎてしまった、電話にも出なかったなんてことになれば強制解約になってしまいます。
日数でいえば楽天カードを滞納してから約2か月経過してしまうと強制解約になってしまいます。
貯めていたポイントも失効になるので注意しましょう。
強制解約となってしまうと、ブラックリストに名前が載ってしまいまい、訴訟へと発展してしまいます。
ブラックリストに掲載されてしまうと5年は新しいカードを発行することができなくなってしまうだけでなく、車や家などを購入する場合のローンの審査も難しくなります。
返済がどうしても無理だな!
もう滞納になってしまうというときはリボ払いに変更するといいでしょう。
しかし、リボ払いに変更するのは支払い期日の前です。
もし支払い期限の前にリボに変更できなかった場合は一括支払いになってしまいます。
また、その一括支払いの請求がきたときに支払いができないとなれば待ってもらうほかありません。
たとえ返済を待ってもらっていたとしても支払いできなければ強制解約になってしまうので支払いが確実にできる期限を伝えましょう。
それでも支払いできないというときはもう債務整理を検討してみましょう。
債務整理は支払いしなければならないクレジットカードやローンなどの借金を整理することです。
楽天カードでいえばクレジットカードのキャッシングやショッピングローン、リボ払いなどの借金を整理(支払いやすく調整したり減額したり全てをゼロに)できるのです。
債務整理には3つの種類があります。
一般的にはまずは、任意整理から検討します。
任意整理は司法書士に依頼し、楽天カードと交渉をしてもらうことで、返済しやすい内容に変更していく方法です。
裁判所を利用せずに行うことができるので、債務整理の中でも一番手軽にできる手続きです。
任意整理のメリットは下記の通りです。
というようなメリットがあります。
まずは任意整理を検討し、それでも解決が難しい場合は個人再生や自己破産を視野に入れていきます。
また、債務整理にはデメリットがあります。
債務整理をしてしまうとクレジットカードの作成やローンなどは5年~7年できません。
保証人になることもできませんし、賃貸物件の保証会社の審査も通りにくくなります。
携帯は本体の分割を5年~7年できません。
5年~7年我慢すればいいことではありますが、しっかりとデメリットも踏まえた上で任意整理を依頼しましょう。
楽天カードで債務整理(任意整理)をした場合、どのような流れになるのでしょうか?
また、どのような対応をしてもらうことができるのでしょうか?
楽天カードでの債務整理(任意整理)の流れは簡単です。
というような流れになります。
受任通知が楽天カード株式会社に届くと、その時点で督促がストップし、返済も一時的にストップます。
交渉がはじまれば将来支払いする利息や分割回数などが決まっていき、和解を目指していきます。
楽天カードでの和解の内容は下記の通りとなります。
※利用年数の影響はさほどございません。
自分の借金金額÷60にしたものが1回の支払い金額となります。
なので、例えば180万円の借金がある場合は180万円÷60回=月額3万円の支払いとなります。
和解を行なったケースとしては利息がカットされなかったということはあまりありません。
なので、利息はカットされると思っておいてください。
利用年数が短すぎる場合においては返済を早く開始することは進められますが、条件においてはあまり関係がありません。
心配しなくても大丈夫でしょう。
楽天カードに任意整理にて債務整理を行なった事例を少し紹介していきます。
楽天でネットショッピングするとポイントがたくさんたまるという理由で楽天カードを作りました。
平成19年のことです。
買い物だけの利用がキャッシングの利用もするようになり、どんどんと支払いが溜まっていきます。
支払いが難しくなったご依頼者様は債務整理を行うことに。
任意整理前の残金→106万912円(キャッシング26万9081円・ショッピング79万1831円)
任意整理後は、支払い可能な金額を吟味しながら交渉したことで、 毎月12000円の支払いとなり、さらには90回という長期分割してもらえることにもなりました。
もちろん利息はカットです。
離婚後シングルマザーとなって、楽天カードを利用本格的に利用し始めます。
仕事が落ち着くまでと思い、楽天カードを使って生活費を補っていましたが、支払いしても支払いしても元金が減らなくて、早めに返済を終わらせたいと任意整理することになりました。
任意整理前の残金→42万90円(キャッシング15万741円 ショッピング26万9349円)
楽天カード以外にも3社の任意整理を行い、 毎月2万円くらいの返済を行なっていきたいという希望を叶えるために5年をベースとし各社7000円ずつで合計毎月21000円の支払いをするという具合になりました。
楽天カードで債務整理後にカードを作る場合、ブラックリスト入りするので5年~7年は作ることはできません。
その期間を過ぎると審査は通りやすくなります。(※楽天カードを債務整理した後にブラックリスト期間が外れたとしても楽天カードは作成できない可能性が高いです。)
確実に審査を通過させるためにも安定した収入の生活を確立したりしておき、信用性をアップさせておきましょう。
また、クレジットカードを作ったあともキャッシングを利用してしまうと返済地獄になってしまうので注意しましょう。
今回は楽天カードの滞納や楽天カードの債務整理について紹介きました。
一番いいのは滞納しないことがいいのですが、滞納してしまった場合はしっかりと電話で対応し、それでも支払いできないという場合であれば強制解約になる前に債務整理をしましょう。
任意整理は最も手軽な手続きなので、まず始めに検討し、それでも解決が難しそうであれば個人再生や自己破産を視野にいれていきましょう。
わからないことや困っていることがあればまずはご相談ください。
ぜひ参考にしてみてください。
監修者:みどり法務事務所 札幌駅前事務所
代表司法書士鈴木 健太
札幌司法書士会所属
会員番号 第823号|認定番号 第843020号
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