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札幌債務整理相談室HOME > 債務整理とは > リボ払いの仕組みについて
更新日:2024/06/20
便利なクレジットカードのリボ払いで、計画性なく買い物を繰り返した挙句、いつの間にか多額の借金を抱えてしまった...という人が急増しています。
無計画にリボ払いを使い続けると、気づいたときには利息分しか返済できずに、いつまでたっても返済が終わらない悲惨なケースも珍しくありません。
今回は、リボ払いが終わらない原因とは?どんな解決策がある?ということについて、詳しく解説いたします。
目次
クレジットカードのリボ払いの返済が終わらないので、困っているという人は少なくありません。
リボ払いとは、クレジットカードを定められた額まで使用したとしても、月々の支払いが一定の金額になる返済方法です。
月々の返済が一定なので、ある意味分かりやすく楽なリボ払いですが、際限なく利用した結果、借金の総額が膨れ上がってしまうリスクがあります。
また利息の支払いでやっとというケースもあり、借金の元本がなかなか減らずに、支払いが終わらない状況になっている人も少なくありません。
借金で苦しくなる原因で最も多いのが「リボ払い地獄」なのですが、なぜそんなに苦しくなってしまうのか理解していますでしょうか。
リボ払いの仕組みやカラクリについて詳しく説明してますので、確認してみてください。
リボ払いの支払い方式は、
①残高スライド方式
②定額方式
③定率方式
...があります。
残高スライド方式は、リボ払いの借金総額によってランク付けされ、毎月の支払い金額が増減するというタイプです。
定額方式とは、借金総額とは関係なく、毎月決まった金額の支払いをするものです。
定率方式とは、借金総額に一定の割合をかけた数字の返済をするものです。
なおどこのカード会社も、月々に支払わないといけない最低限の額「最低返済額」を設定しています。
リボ払いがなかなか終わらない原因は主に2つ。
①繰り返し利用してしまう
②利率が消費者金融と同じくらい高い
リボ払いは、毎月の支払い額が一定なので、元本(利用額)が増えたとしても毎月の支払い額は変わりません。
しかし、利息は元本に応じて増えていきます。
つまり、繰り返しリボ払い購入すると利用額(元本)が増えていき、毎月の支払い額の利息分も増えることとなります。すると、元本に充てられる額が少なくなっていくことが分かるでしょう。
当初、毎月2万円の支払いで内訳が、「元本1万8千円」「利息2千円」だったものが、利用額が増えることによって、「元本1万円」「利息1万円」といったことになっていくわけです。
元本は増えていくにもかかわらず、元本に充てられる額は少なくなっていくという悪循環を生み出してしまっているのです。
さらには、リボ払いは利率が非常に高いです。
リボ払いの利率は15~18%に設定されていることが多く、消費者金融と殆ど変わりません。一般的なクレジットカードの手数料に比べると非常に高くなっているのです。
消費者金融で借り入れたお金で、商品やサービスを購入していることと同じなわけです。
元本が増額すると利息分も増額します。
毎月の利息は、
① 元本×利率÷365(日)×30(日)
...で計算できます。
上記で説明した通り、リボ払いでは利息分が加算されます。
なので借金の元本の金額に比べて、月々の支払い額が少なかった場合、「ほとんど利息分しか支払っていない」という状況になることがあります。
分かりやすくするために、元本を10万円と120万円で比べていますので、以下の表を確認してみてください。
借金元本 | 利息分(15%) | 月々の返済額 | 元本への返済分(1回目) |
---|---|---|---|
10万円 | 1250円 | 2万円 | 18750円 |
120万円 | 15000円 | 2万円 | 5000円 |
本が10万円の場合、一回の返済で元本に充てられる額は18750円です。
しかし、元本が120万円の場合、一回の返済で元本に充てられる額は5000円しかありません。
毎月同じ2万円を返済しているのに、利息によって全く変わってくることが分かるでしょう。
このように、利用額を増えれば増えるほど元本は減りづらくなり、なかなかリボ地獄から抜け出せなくなっていくわけです。
リボ払いが終わらない...と悩んでいる場合、まずは現在の、利息分が増額しすぎて、返済期間が長期化している状態を改善しないといけません。
正攻法としては、一括で返済したり、月々の設定金額を上げる、などの対策が考えられます。
ですが借金問題で悩んでいるくらいなので、そもそもお金に余裕が無く、そのような正攻法は使えない状況に陥っている人も多いでしょう。
そんな方のために、任意整理(にんいせいり)という方法を1度検討してみることをオススメします。
任意整理とは、債務整理の1種です。
債務整理には、 任意整理 ・ 個人再生 ・ 自己破産 と3種類ありますが、任意整理はその中で最も手軽に行える人気の方法です。
手軽な理由は、個人再生や自己破産が裁判所を利用することに対し、任意整理は司法書士がカード会社と交渉することで返済していきやすい状態を作り出してくれるため、全く手間がかからないことです。
任意整理の効果は3つ。
①利息を0にする
②返済期間を再設定できる
③カード会社からの督促をストップできる
...です。
任意整理では、一般的に利息を0にすることが可能です。
この利息とは、これからの利息(将来利息)のことを指し、今後利息がかからなくなるということです。
元本が100万円ある場合は、100万円だけを返済すればよくなるというわけです。
リボ払いが苦しくなる原因は「利息」ということをお伝えしてきたかと思いますが、この利息がゼロにできるということがどれだけ大きく影響してくるかは理解していただけるのではないでしょうか。
任意整理では、返済期間を約5年(60回)に設定できるケースが多いです。
任意整理は、司法書士とクレジットカード会社の交渉なので確実に5年返済にできるわけではありませんが、多くのクレジットカード会社は5年を受け付けてくれます。
リボ払いにおける返済額は、大体3年程度で設定されていることが多いです。
しかし、任意整理によって5年分割に変更できますので、毎月の返済額をガクッと下げられる可能性があります。
現状、毎月の返済額が高額すぎて生活を圧迫している方にとって、余裕を持った生活に変えられるきっかけとなるでしょう。
任意整理を司法書士に依頼すると、カード会社に「受任通知」というものを送ります。
受任通知とは、あなたが任意整理する意思をもって司法書士に依頼したことを、カード会社に示すことです。
受任通知を受け取ったカード会社はあなたへの取立てや督促ができなくなります。
リボ払い地獄に陥ってしまっている人で滞納している人は少なくありません。
クレジットカード会社は滞納を確認すると頻繁に督促の電話をかけてくるようになり、それがきっかけで家族や職場に滞納していることがバレてしまうケースは珍しくありません。
そういった意味でも、督促の電話をSTOPできることは大きなメリットと言えるでしょう。
相談は何度でも無料です。借金解決の一歩を踏み出してみましょう。
任意整理では、多くのクレジットカード会社で60回払いを受け付けてくれますが、それよりも少ない回数や多い回数で受け付けてくれるクレジットカード会社もあります。
また、利用した年数や借り入れ額によっても分割回数が異なる場合がります。
そこで、みどり法務事務所では、事前に任意整理するとどうなるのか(月々の返済額をいくらまで下げられるのか)を無料で診断しております。
リボ払いが終わらないと感じている方はお電話もしくは 無料相談フォーム からお気軽にお問い合わせください。
監修者:みどり法務事務所 札幌駅前事務所
代表司法書士鈴木 健太
札幌司法書士会所属
会員番号 第823号|認定番号 第843020号
借金のお悩みはなかなか一人では解決できるものではありません。そのために私たちがいます。皆様のお話をお伺いし、できる限りのお手伝いをいたします。
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