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札幌債務整理相談室HOME > 債務整理に関する要注意の着信一覧 > 0120-008-470の着信
更新日:2025/11/11
こんな悩みにお答えします。
結論、0120-008-470からの着信は、「エー・シー・エス債権管理回収」からの電話です。
とはいえ、突然知らない電話番号から督促の連絡があると、驚いてしまいますよね。特に「債権管理回収」という言葉を聞くと、不安な気持ちになるかもしれません。
しかし、何もわからずに放置してしまうと、状況が悪化する可能性もあります。
そこで、この記事では以下の内容をお伝えします。
・0120-008-470の電話の正体
・エー・シー・エス債権管理回収から督促される主な3つの原因
・【連絡手段別】本物の請求か見分けるチェックポイント
・【状況別】エー・シー・エス債権管理回収から連絡が来たときの正しい対処法
・督促を無視し続けるとどうなる?財産差し押さえまでの流れ
・返済困難なら専門家への相談がおすすめな3つの理由
・やってはいけないNG行動|状況を悪化させる3つの対応
この記事を最後まで読めば、電話の正体がわかり、今すぐやるべき具体的な対処法を理解できます。
ぜひ最後までチェックし、適切な対応を取りましょう。
目次
0120-008-470という電話番号は、エー・シー・エス債権管理回収株式会社が使用している正規の連絡先です。
この番号から着信があった場合、何らかの支払いに関する督促の可能性があります。
知らない番号だからといって、すぐに詐欺や架空請求だと決めつけて無視するのは危険です。
まずは、この電話が法的に認められた会社からの正式な連絡であると認識し、冷静に内容を確認する準備をしましょう。
債権回収会社はサービサーとも呼ばれ、金融機関などから委託を受けたり、債権を買い取ったりして、その管理や回収を専門に行う会社です。
借金の取り立てと聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、債権回収会社は「債権管理回収業に関する特別措置法(サービサー法)」という法律に基づいて運営されています。
この法律では、資本金が5億円以上であることや、取締役に必ず弁護士を1名以上含めることなど、厳格な要件が定められています。
さらに、事業を行うには法務大臣の許可が必要で、脅迫的な言動や私生活の平穏を害するような取り立ては固く禁じられています。
したがって、エー・シー・エス債権管理回収のような正規のサービサーは、国に認められた信用の高い企業であり、違法な督促を行うことはありません。
エー・シー・エス債権管理回収株式会社は、法務大臣の許可を得て債権回収業務を行っている正規のサービサーです。
この会社はイオングループの一員であり、イオンフィナンシャルサービス株式会社が主要株主となっています。設立は平成11年2月16日で、資本金は6億円です。本社は千葉県千葉市美浜区の幕張テクノガーデンにあり、東京や大阪、名古屋、沖縄など全国に事業所を展開しています。
主な業務内容は、イオン銀行をはじめとする金融機関や貸金業者、または東京電力エナジーパートナーなどの企業から委託を受け、債権の管理や回収を行っています。
このように、エー・シー・エス債権管理回収は、厳格な国の制度のもとで事業を運営している企業であり、怪しい業者ではありません。
問い合わせ窓口の連絡先や受付時間も公式に公開されており、安心して連絡を取ることが可能です。
エー・シー・エス債権管理回収から連絡が来た場合、何らかの支払いを滞納している可能性が高いと考えましょう。
同社はイオングループの企業ですが、イオン関連のサービス利用に限らず、業務提携しているさまざまな企業の債権回収を代行しています。
そのため、自分では直接取引した覚えがなくても、過去に利用したクレジットカードや公共料金などの未払いによって督促を受けているケースが考えられます。
ここでは主に考えられる3つの原因について見ていきましょう。
・①カードローンやクレジットカードの返済滞納
・②電気料金の滞納
・③通販代金の滞納
まずは、なぜ連絡が来たのか、自分に該当する事情がないか冷静に原因を探ることが大切です。
エー・シー・エス債権管理回収から連絡が来る最も代表的な原因は、カードローンやクレジットカードの支払いを滞納しているケースです。
特に、同社はイオングループに所属しているため、イオンカードの利用代金やイオン銀行のカードローンの返済が期限を過ぎても行われていない場合に、債権の管理回収業務を引き継いで連絡してくることが多くあります。
しかし、取り扱っているのはイオングループのサービスに限りません。
その他の金融機関やクレジットサービス会社から委託を受け、滞納している債務の回収を行っている場合もあります。
したがって、「イオンのサービスは利用していないから無関係だ」と自己判断せず、過去の利用履歴を一度確認してみましょう。
電気料金の滞納も、エー・シー・エス債権管理回収から連絡が来る原因の一つです。
電力の自由化がされてから多くの電力会社が存在しますが、同社は東京電力エナジーパートナー株式会社をはじめとする電力会社と取引があり、電気料金の回収業務を委託されています。
そのため、電気の支払いを滞納していると、電力会社に代わってエー・シー・エスが督促を行うケースがあります。
公共料金は生活に不可欠なサービスであるため、支払いを忘れがちになることもありますが、滞納が続くと最終的に供給が停止されるリスクも。
もし電力会社への支払いに心当たりがある場合は、無視せずに対応することが重要です。
通販サイトで購入した商品の代金を滞納している場合にも、エー・シー・エス債権管理回収から連絡が来る可能性があります。
エー・シー・エスはイオングループの一員であるため、イオンスタイルオンラインなどのグループ企業が運営する通販サイトの未払い金について、債権の回収を行っていることが考えられます。
また、イオングループの通販に限らず、同社が業務提携している他の通販会社の代金滞納が原因であるケースもあります。
オンラインショッピングは手軽に利用できる反面、支払いの管理が疎かになりがちです。過去に利用した通販サイトで未払いの代金がないか、一度確認してみることをおすすめします。
これまでに挙げた原因の他にも、さまざまな料金の滞納でエー・シー・エス債権管理回収から連絡が来る可能性があります。
同社の主要な取引先には官公庁も含まれており、たとえば家賃や奨学金、各種税金といった公共料金の支払いを滞納した場合も、督促の対象となるケースがあります。
また、リース料金や携帯電話料金など、生活に関わる多様なサービスの債務についても回収業務を行っていることが考えられます。
したがって、特定のサービスに心当たりがなくても、何らかの支払いを長期間行っていない事実がないか、自身の状況を幅広く振り返ってみることが重要です。
幅広い債務の滞納が連絡の原因になり得ると認識しておきましょう。
エー・シー・エス債権管理回収からの連絡が本物かどうかを確認することは非常に重要です。
なぜなら、有名な債権回収会社の名を騙り、金銭をだまし取ろうとする架空請求詐欺も存在するからです。
連絡があったからといって、すぐに支払いに応じてはいけません。
電話やSMS、ハガキなど、連絡手段によって確認すべきポイントは異なります。ここで紹介する方法を参考に、まずはその請求が事実に基づいた本物なのかを冷静にチェックしましょう。
電話で連絡があったときは、慌てずに冷静な対応を心がけましょう。
まず、相手の会社名と担当者名、そして連絡の具体的な内容を落ち着いて確認します。このとき、自分からくわしい個人情報を話す必要はありません。
もし、話の内容に不審な点を感じたり、高圧的な態度を取られたりした場合は、一度電話を切りましょう。
そして、エー・シー・エス債権管理回収の公式サイトで公開されている正規の電話番号を自身で調べ、改めてかけ直して事実確認をするのが最も安全な方法です。
なお、エー・シー・エス債権管理回収からはさまざまな連絡先から電話があるようですので、その一例も載せておきます。
・0120-357-281
・0120-582-139
・0120-535-480
・0120-313-551
・06-6262-4307
・06-6262-4309
・06-6262-9988
・052-308-3701
・052-308-5676
・0570-043-281
・0570-076-543
・0570-022-778
・098-951-0333 など
電話口で直接、銀行口座への振り込みを急かされたり、口座の名義や暗証番号を聞かれたりした場合は、詐欺の可能性が極めて高いので絶対に応じないでください。
携帯電話にSMS(ショートメッセージ)で督促の連絡が届いた場合は、特に注意が必要です。
メッセージ内に記載されているURL(リンク)は、安易にクリックしてはいけません。
これは、偽サイトに誘導して個人情報やクレジットカード情報を盗み取る「フィッシング詐欺」の常套手段だからです。
もし、正規の連絡か確認したい場合は、メッセージに返信するのではなく、エー・シー・エス債権管理回収の公式サイトで電話番号を調べて、直接問い合わせるのが安全です。
なお、エー・シー・エス債権管理回収からのSMS送信元は以下の番号と決まっています。
・043-350-1324
・06-6262-3324
・052-308-3701
不審なSMSに返信したり、記載された番号に電話をかけたりすると、さらなるトラブルに巻き込まれるリスクがあるので避けましょう。
ハガキや封書で「債権譲渡通知書」や「督促状」などが届いた場合は、まず記載されている内容を隅々まで確認しましょう。
正規の通知書であれば、以下のような情報が具体的に記載されています。
・元の債権者(お金を借りた会社名)
・債権の内容(契約番号や金額)
・譲渡日
一般的には、個人情報を保護するために圧着ハガキ(めくって中身を見るタイプのハガキ)や、目隠しシールが貼られた封書で送られてきます。
もし、請求内容があいまいであったり、個人の携帯電話番号など不審な連絡先が記載されていたりする場合は詐欺を疑いましょう。
記載されている会社名や住所が実在するものか、インターネットで検索して確認することも有効な手段です。
もしエー・シー・エス債権管理回収から連絡が来たら、状況に応じて正しく対処しましょう。
なぜなら、督促を無視を続けることは、問題をさらに深刻化させるからです。
請求内容に心当たりがある場合、まったく身に覚えがない場合など、それぞれのケースで取るべき具体的な対応は異なります。
まずは自分の状況を冷静に把握し、これから解説する方法を参考にして、適切な行動を取りましょう。
請求された内容に心当たりがある場合、まず確認したいのが『消滅時効』です。
借金には時効があり、一定期間にわたって権利が行使されないと、その権利は消滅します。消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどの場合、最後の取引(返済や借入)から5年間が経過していると、時効が成立している可能性があります。
ただし、時効は時間が経てば自動的に成立するわけではなく、『時効の援用』という意思表示を内容証明郵便などで行わなければなりません。
注意点として、時効期間が経過していても、電話で支払いの約束をしたり、少額でも返済したりすると「債務の承認」となり、時効期間がリセット(時効の更新)されてしまいます。
そのため、まずは時効の要件を満たしているか、請求内容に心当たりがあるときは真っ先に確認しましょう。
消滅時効が成立していない、または時効の援用が難しい場合は、支払いに向けた具体的な行動が必要です。
一括での返済が難しい状況であれば、エー・シー・エス債権管理回収に連絡を取り、分割払いでの支払いが可能か交渉してみましょう。
誠実な態度で返済計画を相談すれば、柔軟に対応してくれる可能性があります。
もし、分割払いでも返済が困難なほど借金が膨らんでいる場合は、弁護士や司法書士などの専門家に相談し、債務整理を検討することをおすすめします。
債務整理には、将来利息のカットを目指す『任意整理』や、裁判所を通じて借金を大幅に減額する『個人再生』などの手続きがあり、自身の状況に合った方法で問題の解決をはかれます。
請求内容にまったく心当たりがない場合は、架空請求の可能性も考えられます。
この場合、絶対に慌てて相手に連絡してはいけません。
まずは、過去の契約書や利用明細などを確認し、本当に自分に支払い義務がないかを確認しましょう。それでも身に覚えがないと確信した場合は、その請求には応じず、無視するのが基本的な対応です。
もし、度重なる連絡で不安を感じるようであれば、消費生活センターや警察の相談窓口(#9110)、または弁護士に相談してください。
専門家に相談することで、それが架空請求かどうかを判断してもらい、適切な対処法についてアドバイスを受けられます。
エー・シー・エス債権管理回収からの督促を無視し続けると、事態は着実に悪化していきます。
なぜなら、最初は電話や郵便での連絡ですが、それを放置すると、法的な手続きへと移行する可能性が非常に高くなるからです。
最終的には裁判を起こされ、給与や預金口座といった財産が強制的に差し押さえられることになりかねません。
また、信用情報機関に事故情報が登録され、新たなローンやクレジットカードの契約が困難になるなど、社会生活にも大きな影響が及びます。
無視は決して解決策にはならないということを理解しておきましょう。
もしエー・シー・エス債権管理回収からの請求に対して、自力での返済が困難だと感じたら、一人で抱え込まずに弁護士や司法書士などの専門家へ相談することをおすすめします。
借金問題の専門家は、法律に基づいた適切な解決策を提示してくれるからです。また、精神的な不安も軽減されるでしょう。
ここでは、専門家への相談が有効である3つの理由を解説します。
・①最短即日で督促をストップできる
・②債権者との交渉や裁判手続きをすべて任せられる
・③払い過ぎた利息(過払い金)がないか調査を依頼できる
それぞれチェックしておきましょう。
弁護士や司法書士に債務整理を正式に依頼すると、専門家は債権者であるエー・シー・エス債権管理回収に対して『受任通知』という書面を送付します。
この通知が相手方に届いた時点で、貸金業法という法律により、債権者は債務者本人に直接連絡したり、取り立てを行ったりすることが禁止されます。
これにより、精神的なプレッシャーとなっていた日々の督促の電話や郵便が止まります。
督促が止まることで、精神的な落ち着きを取り戻し、今後の生活再建について冷静に考えるための時間的な猶予も生まれます。
借金の返済に関する交渉や、債務整理に伴う裁判所での手続きは、専門的な法律知識や経験が求められます。
個人で債権者と直接交渉しようとしても、知識の差から不利な条件を提示されたり、感情的になって話がまとまらなかったりすることが少なくありません。
しかし、弁護士などの専門家に依頼すれば、これら一連の複雑な交渉や煩雑な書類作成、裁判手続きのすべてを代理人として行ってもらえます。
専門家が間に入ることで、より有利な条件での和解を目指せるだけでなく、手続きにかかる時間や労力の負担を大幅に減らせるメリットがあります。
もし、請求されている借金の元々の契約が、過去に利息制限法の上限を超えた金利(グレーゾーン金利)で結ばれていた場合、払い過ぎた利息である『過払い金』が発生している可能性があります。
過払い金があれば、それを取り戻して現在の借金の返済に充当でき、場合によっては借金がゼロになるだけでなく、手元にお金が戻ってくるケースもあります。
しかし、過払い金の計算や請求手続きは複雑です。
専門家に依頼すれば、過払い金が発生しているかどうかを正確に調査し、もし存在した場合には、その返還請求手続きまで一貫して任せられます。
エー・シー・エス債権管理回収から連絡を受けたとき、不安や焦りから取ってしまいがちな行動の中には、かえって状況を悪化させてしまうものがあります。
良かれと思って取った対応が、後々自分にとって不利な結果を招くことも少なくありません。
ここでは、特に避けるべき3つのNG行動について具体的に解説します。
・①電話や書面を無視して連絡を絶つこと
・②時効の可能性があるのに少額でも返済の意思を見せること
・③慌てて相手に連絡し個人情報を伝えてしまうこと
これらのポイントを知っておくことで、冷静かつ適切な初動対応ができるようになります。
最もやってはいけない対応が、電話や書面を完全に無視することです。
連絡を絶っても借金がなくなることはなく、問題が自動的に解決することはありません。
むしろ、債権者側は「話し合いによる解決の意思がない」と判断し、支払督促の申し立てや訴訟といった法的手続きへの移行を早めることになります。
裁判所からの通知も無視し続けると、最終的には給与や銀行口座などの財産が差し押さえられる強制執行に至る可能性も高まります。
支払いが難しい状況であっても、まずは連絡を無視せず、交渉の意思を示すことが重要です。
長期間返済していない借金の場合、消滅時効が成立している可能性があります。
しかし、時効期間が経過しているにもかかわらず、債権者に対して「少しずつなら払います」「支払いを待ってください」といった返済の意思を示す発言をしたり、実際に1,000円でも返済したりすると、「債務の承認」とみなされます。
これにより、それまで進行していた時効期間がリセットされ、時効を主張する権利を失ってしまうのです。
時効の可能性があるかもしれないと感じたら、安易に相手と接触してはいけません。まずは弁護士などの専門家に相談し、時効が成立するかどうかを確認しましょう。
突然の督促に慌ててしまい、すぐに相手に電話をかけてしまうのも避けましょう。
特に、その連絡が本物のエー・シー・エス債権管理回収からではなく、名前を騙った架空請求詐欺だった場合、自ら連絡することで相手に『カモリスト』として登録されてしまう危険性があります。
電話口で勤務先や家族構成といった詳細な個人情報を伝えてしまうと、それを元に脅迫されたり、別の詐欺に利用されたりする二次被害に遭う可能性も否定できません。
まずは連絡してきた相手が本物かどうかを冷静に見極めることが先決です。
不安な気持ちはわかりますが、焦った行動は禁物です。
ここまで、エー・シー・エス債権管理回収からの督促への対処法などを解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っているかもしれません。
そこで最後に、エー・シー・エス債権管理回収について特によく寄せられる質問と、それに対する回答をまとめました。
それぞれ最後の確認として参考にしてみてください。
一般的にブラックリストと呼ばれるリストは存在しませんが、これは信用情報機関に事故情報(延滞情報など)が登録されている状態を指します。
通常、返済を2〜3ヶ月以上滞納すると、この事故情報が登録される可能性が高いです。
そのため、エー・シー・エス債権管理回収から督促の連絡が来た時点では、すでに信用情報機関に延滞の事実が登録されていると考えられます。つまり、すでにブラックリストに載っていると考えましょう。
ブラックリストに登録されると、新たなローン契約やクレジットカードの作成が難しくなるなどの影響が出ます。
滞納状態を解消すれば情報は更新されますが、一定期間にわたって記録は残りますので、早期の対応が重要です。
次の3つの信用情報機関に開示請求をしましょう。
・JICC(株式会社日本信用情報機構)
・CIC(株式会社シー・アイ・シー)
・KSC(全国銀行個人信用情報センター)
滞納している支払いがあるかどうかを確認できますので、エー・シー・エス債権管理回収からの請求に心当たりがなく、借金の存在を不安に感じる場合は問い合わせてみましょう。
エー・シー・エス債権管理回収が扱う債権の消滅時効の期間は、原則として5年です。
この5年のカウントが始まるのは、最後に支払いをした日、または支払い予定日の翌日からとなります。たとえば、クレジットカードの支払いや消費者金融からの借入れがこれに該当します。
ただし、過去に債権者から裁判を起こされ、判決が確定している場合は、時効期間が判決確定の翌日から10年に延長されます。また、途中で支払いの約束をするなど債務を認める言動があると時効が更新されるため、注意が必要です。
自身のケースで時効が成立するかどうかは、専門家への相談をおすすめします。
借金をしていた本人(被相続人)が死亡した場合、その借金は原則として法定相続人が引き継ぐことになります。
そのため、相続人に対してエー・シー・エス債権管理回収から督促の連絡が来ることがあります。
もし、亡くなった方の財産(預貯金や不動産など)よりも借金の方が多い場合は、家庭裁判所で「相続放棄」の手続きを行うことで、借金の支払い義務を免れることができます。
なお、相続放棄の手続きは、原則として自分が相続人であることを知った時から3ヶ月以内に行う必要があります。この期間を過ぎると借金を承認したとみなされる可能性があるため、早急な対応が求められます。
今回は、0120008470の電話の正体と、エー・シー・エス債権管理回収から督促を受けた際の正しい対処法について解説しました。
本記事をまとめると、以下のとおりです。
・0120008470は法務大臣の許可を得た正規の債権回収会社からの電話
・多くの原因はカードローンや公共料金などの滞納が考えられる
・督促を無視し続けると、最終的に財産を差し押さえられるリスクがある
・請求内容に心当たりがある場合は、まずは時効を援用できないかを検討する
・支払いが困難な場合は、弁護士などの専門家へ相談することが有効な解決策となる
上記のように、知らない番号からの電話であっても、無視することは最も避けるべき対応です。請求内容に心当たりがある場合は、真っ先に消滅時効が成立するかどうかを確認してください。安易に返済する意思を示すと、時効が更新される恐れがあるため注意しましょう。
また、もし支払いが難しい状況であっても、専門家の助けを借りれば、督促を止めたり、返済の負担を軽くしたりする方法が見つかるでしょう。
多くの弁護士法人では、借金問題に関する相談窓口を設けており、無料相談に対応している事務所も少なくありません。
まずは気軽に相談し、一人で抱え込まずに問題解決への一歩を踏み出しましょう。
監修者:みどり法務事務所 札幌駅前事務所
代表司法書士鈴木 健太
札幌司法書士会所属
会員番号 第823号|認定番号 第843020号
借金のお悩みはなかなか一人では解決できるものではありません。そのために私たちがいます。皆様のお話をお伺いし、できる限りのお手伝いをいたします。
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