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札幌債務整理相談室HOME > 債務整理とは > モビットの債務整理について
更新日:2025/07/09
こんな悩みにお答えします。
当然ですが、借りたお金は必ず返さなくてはなりません。クレジットカードでもカードローンでも消費者金融への借金も、もちろん返済する必要があります。
借りれば借りるほど利息がどんどんと増えていき、返すお金もどんどん増えていきます。そして人によっては、返すこともできない状態になってしまうのです。
それはモビットでも言えること。
モビットの特徴は、返済が滞ると直ぐに訴訟してくることなどが挙げられます。給料などが差し押さえられるリスクも高まるため、日常生活への悪影響は避けられなくなるでしょう。
ですので、そうなる前に債務整理をおすすめします。
今回は「モビットは債務整理できるのか?」という疑問への解説をはじめ、モビットの特徴や債務整理する場合の流れ、メリットについて紹介していきます。
モビットの借金に悩んできる方にとって必見の内容ですので、ぜひチェックしてくださいね。
目次
モビットとの債務整理を検討するにあたり、まずは債務整理についての理解を深めておきましょう。
債務整理にはそれぞれ種類があり、状況や置かれる立場などによって取るべき選択肢が大きく変わるからです。
債務整理とは、借金の返済が困難になった際に、法的な手続きや交渉を通じて借金を減額したり、返済条件を見直したりする方法の総称です。
主な種類として、次の3つがあります。
任意整理は、裁判所を介さずに債権者と直接交渉し、将来利息のカットや返済期間の延長などを目指す手続きです。3つのうちでは簡易的な方法で、周囲に知られずに行いやすいという特徴があります。
個人再生は、裁判所の許可を得て、借金を大幅に減額(5分の1程度〜10分の1程度)し、残りを原則3年で返済する手続きです。住宅ローン特則を利用すれば、マイホームを手放さずに手続きを進められる特徴があります。
自己破産は、裁判所に申し立てて、借金の返済義務を免除してもらう手続きです。所有する財産の一部は処分されますが、借金がゼロになるため、生活の立て直しを図ることができます。
これらの手続きは、借金の状況や収入、財産の有無などによって最適な方法が異なります。
そのため、どの方法を選択するにしても、専門家である弁護士や司法書士に相談し、自身に合った解決策を見つけることが重要です。
では次に、モビットについての基本情報をお伝えします。
実は、かつて「モビット」という社名だったものの、現在は三井住友カード株式会社のローンブランドとして「SMBCモビット」の名称を使用しています。
モビットがSMBCグループである三井住友カードに吸収合併されたからですね。
SMBCモビットは他社より審査が早いため、即日融資を受けやすい特徴があります。また、Webで契約すれば職場への在籍確認の電話や、自宅への郵便物の送付などもありません。
なお、本記事では引き続き「モビット」という名称で解説を続けさせていただきます。
モビットを任意整理するメリットやデメリットはあるのでしょうか?
では、モビットを任意整理するメリットとデメリットについてそれぞれ紹介していきます
まずはモビットを債務整理 (任意整理)するメリットについて見ていきましょう。
一番大きなメリットとしては利息が0円になるということです。
利息が0%になると聞いてもどのくらいの金額が違ってくるのか?というのがわからなくては大して金額が変わらないのでは?と疑問に思うでしょう。
そこで、少し利息がある場合と利息がない場合の金額を比較してみましょう。
利息が12%で100万円を借りている場合(約3年で返済する計画が一般的) |
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上記の金額を債務整理後、60回の分割になった場合 |
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任意整理すると、利息の支払いがなくなるだけでなく、毎月の返済額が半分くらいになります。
これらを考えるとかなり毎月の負担は軽減されることがわかるかと思います。
もちろんメリットがあればデメリットも存在します
それはブラックリストに掲載されてしまうということです。
ブラックリストに掲載されてしまうとローンが組めなくなってしまったり、クレジットカードが新しく作れなくなってしまいます。
ローンが組めなくなってしまうと車を一括で購入しなければならなかったり、マイホームを購入できないなんてこともあります。
携帯電話の本体購入も分割を組めないので携帯電話の端末を購入できないなんてこともありますね。
本当は債務整理しなくてもいいのが一番いいのですが、債務整理しなければ返済できないということであれば、債務整理をするという選択肢を検討しましょう。
モビットで債務整理するときは、一体どのような流れで行われるのでしょうか?
ここからは、モビットからの借金を任意整理する時の流れについて解説していきます。
モビットを任意整理する際は、大きく次の6つの流れで進めていきます。
任意整理はもちろん、個人再生も自己破産も個人で手続きを進めることは可能です。しかし、非常に煩雑で多くのリスクに見舞われるため、まずは司法書士に依頼しましょう。
司法書士に依頼することで、専門的な知識や経験を活かした書類作成をはじめ、モビットとの和解交渉も適切に進められるでしょう。
実際、司法書士に依頼した際は、司法書士がモビットに対して「受任通知」を送付します。この受任通知が送付された時点でモビットに一時的に支払いする必要がなくなりますし、督促もストップします。
次に積立金をしていきます。今後返済することが確実にできるのか?を確認したり、司法書士に依頼費用を支払いするためにも、モビットへの返済がストップしている間に積立をある程度行なっておくのです。
積立金が完了すると、いよいよ債務整理の交渉に移ります。
「利息は0%にしてもらうことができるのか?」「分割回数はどのくらいになるのか?」といった交渉を司法書士が行なっていきます。
交渉が完了すると書類を作成します。この書類が和解しましたよという証拠になります。
以降は和解で決めた内容で、返済を再開させます。
これらの任意整理の手続き期間は、一般的に約3~6ヶ月程度かかります。
「この返済額がどのくらいに減るのか?」と気になる方もいらっしゃいますが、実際に借りている金額や返した金額によって違ってきます。
ですので、一概に「100%金額が減りますよ!」ということはできませんが、利息が0%になるので確実に返済総額や月々の返済額が減ることに繋がります。
まずはモビットの対応について見ていきましょう。
債務整理をした時の和解の内容や対応についてはもちろん会社によって異なります。
モビットはというと、次の6つの特徴があります。
・①交渉には応じてくれる
・②利用年数によって分割払いの回数が変わる
・③早期に裁判を起こす傾向がある
・④基本的に遅延損害金などはカットされない
・⑤将来利息がカットされないケースも多い
・⑥過払い金は100%発生しない
基本的に押さえておきたいポイントとして、モビットの対応はとても厳しいという点です。
モビットは債務整理を申請した時から和解するまで3ヶ月くらい期間がかかりますよと言ってきます。
和解に時間がかかってしまうと利息がその期間分かかってしまったり、交渉が難航してしまうということもありますので、なるべくは早め早めの対応が必要となります。
たしかにモビットは厳しめではありますが、債務整理に応じないというわけではありません。
あらかじめ特徴がわかれば安心材料にもなりますので、ぞれぞれの特徴について確認していきましょう。
厳しいと言われるモビットですが、任意整理の交渉に応じてくれる消費者金融ですのでご安心ください。
債務者が任意整理を申し出た際に、一方的に返済を要求されるということはありません。
しかし、モビットの和解条件は他社と比較すると厳しい傾向にあるため、希望する条件での和解が難しい場合も念頭におきましょう。
あくまで任意整理は債権者の同意が必要な手続きですので、交渉によっては満足のいく内容にならないことも考えられます。
モビットとの任意整理では、現在の利用年数によって、任意整理後の分割払いの返済回数が変動する特徴があります。
具体的には、利用期間によって以下のとおりです。
・1年未満の場合は12回払い
・2年未満で24回払い
・3年未満で36回払い
・4年未満で48回払い
・5年以上の場合は最長の60回(5年)
これまでモビットとの取引期間が長いほど、長期の分割払いが認められやすい傾向にあります。
モビットは、任意整理を申し出てから比較的早期に裁判を起こす傾向があることで知られています。
多くの貸金業者は任意整理中、半年程度は和解交渉に応じてくれますが、モビットの場合は3ヶ月ほどで和解に至らない場合、裁判手続きへ移行することがあるからです。
任意整理中に裁判を起こされると、その後の和解条件が厳しくなる可能性が高まります。
そのため、モビットとの任意整理を検討する場合は、早期の和解を目指すことが重要です。
任意整理の実績豊富な専門家である弁護士や司法書士に依頼し、迅速に対応を進めることをおすすめします。
任意整理において、モビットは原則として支払い停止後の経過利息や、延滞発生後から和解成立までの遅延損害金のカットには応じない傾向があります。
しかし、早期に和解に至った場合は、これらのカットに応じるケースも稀に見られます。
モビットとの任意整理を検討する際は、これらの点を理解しておきましょう。
モビットの任意整理では、和解後の将来利息のカットに応じてもらえないケースが多い点にも注意が必要です。
特に取引期間が1年未満の場合や、借り入れ後にほとんど返済していない、あるいは長期延滞がある場合は、将来利息の支払いを求められる可能性が高いです。
しかし、将来利息が付加されても年5%~10%程度であり、任意整理する前の利息負担よりは軽減されます。
和解までの期間が短いほど、経過利息や遅延損害金のカットに応じてもらえる場合もあるため、早めの任意整理の検討が大切です。
モビットは、会社設立当初から利息制限法の上限金利内で貸付を行っていました。
そのため、任意整理を行う際に利息の引き直し計算をしても、過払い金が発生することはありません。
他の消費者金融やカード会社では、過去にグレーゾーン金利で貸付を行っていた時期があるため、任意整理によって過払い金が発生するケースがありますが、SMBCモビットではそういった状況はないのです。
したがって、モビットの任意整理では、過払い金の返還による借金の減額は期待できないことを理解しておきましょう。
上述したように、モビットは任意整理の交渉に応じる一方で、他社よりも和解条件が厳しい傾向があります。
特に、早期に和解に至らない場合は、裁判を起こされる可能性が高い点に注意しましょう。
しかし、モビットとの任意整理が成功しやすいケースも存在します。
和解の可能性が高まる、主な3つのケースについてご紹介します。
モビットは早期の和解を重視する傾向があるため、スピード感を持って進めることが肝心です。
早期に和解に至った場合、経過利息や遅延損害金のカットに応じてもらえるケースが見られます。また、返済期間についても、早期の和解であれば5年(60回払い)の分割払いが認められることも。
裁判に移行する前に、専門家へ相談しスピーディーに手続きを進めることをおすすめします。
モビットの任意整理において、取引期間が長いケースでは柔軟な対応が期待できる場合があります。
特に、これまで5年以上の取引期間がある場合は、最長60回(5年)の分割払いが認められる可能性が高まります。
ただし、利用額が少ない場合や延滞が多い場合は、取引期間が長くても和解条件が厳しくなることも。
また、取引期間に関わらず、和解が3ヶ月以内に成立しない場合は裁判に移行する傾向があるため、早期の整理に向けた和解交渉を目指しましょう。
モビットだけでなく、他社からの借り入れもまとめて任意整理することで、全体として有利な条件での和解を目指せる可能性が高まります。
モビット以外の他社が柔軟な和解条件に応じる場合、全体の返済負担を軽減することができ、結果的にモビットとの任意整理もうまく進められることがあるからです。
複数の借入れがある場合は、まとめて整理を検討することも有効な手段と言えるでしょう。
モビットへの返済が滞ると、次のようなリスクが発生します。
①モビットはすぐに訴える傾向がある
②銀行口座を差押えられる
③給与を差押えられる
日常生活への影響は避けられず、毎日の生活が苦しくなることも考えられます。
返済が困難になった場合は、速やかに状況を把握し、適切な対応を検討しましょう。
それでは順に確認していきましょう。
他の消費者金融では、数ヶ月程度の滞納であれば和解交渉に応じることが多いのですが、モビットの場合、3ヶ月程度で和解に至らないと訴訟になるケースが見られます。
債務が解決されないまま裁判でモビット側の主張が認められると、給与や銀行口座が差し押さえられる可能性が高まります。
このような事態を避けるためにも、モビットへの支払いが困難になった際は、早期に専門家へ相談し、適切な対応を検討することが重要なのです。
モビットに訴えられると、銀行口座を差し押さえられるリスクが高まります。
銀行口座の差押えとは、借金などの支払いを滞納した場合に、債権者が裁判所を通して行う強制執行手続きの一つです。
この手続きにより、債務者の銀行口座にある預金が差し押さえられ、債権者への返済に充てられます。
銀行口座が差し押さえられると、その口座から自由にお金を引き出すことや、振込をすることが制限されるため、日常生活への影響は避けられないでしょう。
モビットへの返済が滞ると、給与を差し押さえられるリスクも忘れてはいけません。
給与を差し押さえられると、裁判所からの通知が勤務先にも届き、会社に借金滞納の事実を知られてしまう可能性があります。
会社へ知られたくない人にとっては、大きな痛手になるでしょう。
つまり、モビットの場合は比較的早期に法的手続きを取る傾向があるため、返済が苦しくなったら、差し押さえに至る前に弁護士や司法書士に相談し、早めの解決を目指すことが重要なのです。
モビットを債務整理した事例(札幌債務整理相談室でご対応させていただいたもの)をいくつかご紹介していきます。
2年モビットを利用しており、50万円借りていました。
しかし、他のカード会社からも借り入れることとなり、どんどんと返済する金額が大きくなっていき、これでは返済していけないというところまできていました。
そこで当相談室にご依頼いただき債務整理(任意整理)をお受けさせていただきました。
モビットを債務整理していただいた結果、
というように利息が0円になりました。
ご依頼者様は、利息が0になるだけでもかなり負担が軽減されて、毎月の生活に余裕を持てるようになったとのことです。
5年モビットを利用していました。
借りては返して、借りては返しての繰り返しでしたが、気づくと なんと100万円まで金額がふくらんでしまっていたとのことでした。
そこで債務整理(任意整理)をご依頼いただきました。
債務整理をしたことで、
となりました。
比較的、長期の利用期間であったということもあり、5年(60回)の返済期間を受け付けてくれることに成功しました。
SMBCモビットとの任意整理を成功させるためには、司法書士のような専門家へ依頼することがおすすめです。
専門家は豊富な知識と経験に基づき、より有利な条件での和解交渉を進めることが期待できるからです。
また、任意整理が難しい場合でも、個人再生や自己破産といった他の解決策を含め、状況に合った最適な方法を提案してもらえます。
複雑な手続きも全て任せられるため、精神的な負担も軽減できるでしょう。
無料相談も実施しておりますので、モビットからの借金でお困りの方は、私たち札幌債務整理相談室へもお気軽にご相談ください。
今回はモビットからの借金を債務整理できるのかについて解説しました。
モビットの債務整理にはいくつかの特徴があります。
まず、モビットは任意整理の交渉に応じてくれる消費者金融です。しかし、その和解条件は他社と比較すると厳しい傾向が見られます。
特に、早期に和解が成立しない場合、3ヶ月程度で裁判を起こす傾向があるため注意が必要です。裁判に移行すると、その後の和解条件がより厳しくなる可能性があります。そのため、モビットとの任意整理を検討する場合は、迅速な対応が重要です。
また、基本的に支払い停止後の経過利息や遅延損害金はカットされないことが多いですが、早期に和解できた場合はカットに応じてもらえるケースも稀にあります。将来利息についても、取引期間が短い場合などにカットされないケースが見られます。
一方で、モビットは会社設立当初から利息制限法の上限金利内で貸付を行っているため、過払い金は基本的に発生しません。そのため、任意整理によって過払い金が戻ってくることによる借金の減額は期待できないことを理解しておく必要があります。
これらの点を踏まえると、モビットの債務整理、特に任意整理は、早期に専門家へ相談し、迅速に手続きを進めることが成功の鍵となります。
モビットからの借金問題でお困りの方こそ、スピーディーな行動が求められるのです。
監修者:みどり法務事務所 札幌駅前事務所
代表司法書士鈴木 健太
札幌司法書士会所属
会員番号 第823号|認定番号 第843020号
借金のお悩みはなかなか一人では解決できるものではありません。そのために私たちがいます。皆様のお話をお伺いし、できる限りのお手伝いをいたします。
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